ふるさと納税の赤字
こんにちは。千葉県千葉市の税理士、水谷です。
もう今年もあと1カ月。
今年の所得もある程度読めて、駆け込みでふるさと納税し
ている方も多いのではないでしょうか。
少し古いですが、総務省が発表した「ふるさと納税に関す
る現況調査結果によると、2024年度のふるさと納税による
寄付の受入額は1兆2727億円で、5年連続で過去最高
を更新したようです。
そんな中、ふるさと納税による住民税の控除額が最も多か
ったのは東京都で、本来ならば都税としての税収が見込ま
れていた2160億8300万円が他の道府県へ流出して
いるとのこと。
受入額から控除額を差し引いた収支がマイナスになる、ふ
るさと納税による赤字は千葉県でも生じていて、約260
億円のふるさと納税の赤字となっています。
都市部から地方へお金が流れる仕組みがハッキリ見えます。
地方にとってはありがたい制度ですが、都市部の税収減や
高いコスト構造を考えると「このままでいいの?」という
疑問も湧いてきます。
そんな偉そうなことを考えながらも、私も、駆け込みでふ
るさと納税をするところです。
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