総額表示
こんにちは。千葉市の税理士 水谷です。
昨日に引き続き消費税の話題なのですが、今現在ほとんどの小売店は、消費税増税後は税抜価格表示を採用しています。
増税前においては消費税法第63条の規定により事業者が一般消費者へ商品を販売する場合には総額表示(税込価格表示)が義務付けられておりました。
しかし増税後は消費税転嫁対策特別措置法第10条の規定により総額表示義務の特例として、値札に税抜価格であることを明記すれば税抜価格で表示してもよいこととされました。
この特例措置は平成25年10月1日から平成29年3月31日までの期間となっております。
しかしホ-ムセンタ-のケーヨーデイツーでは明日より折り込みチラシも含めて総額表示に一本化するそうです。
増税後、総額表示に戻すのは、大手小売店では初とのことです。
レジの支払い時に税抜価格に消費税が上乗せされて戸惑う消費者が多かったので総額表示としたとのことです。
税抜価格表示の方が増税の抵抗感が多少なりとも和らぐということで税抜価格を採用している企業も多い中、消費者の目線に立った素晴らしい決断だと思います。
ちなみに、大変恐縮なのですが、当事務所のホ-ムペ-ジの料金表は税抜価格表示となっております。
お間違えないようにお願いいたします。
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